ロリー・マキロイ(35=英国)がプレーオフ(PO)を制し、メジャー全4大会制覇の「生涯グランドスラム」を劇的に達成した。00年タイガー・ウッズ(米国)以来、史上6人目の快挙。四半世紀ぶりに伝説のプレーヤーが生まれた。

SNSも湧いた。X(旧ツイッター)で「マキロイ」がトレンド入り。「おめでとう」と祝福する声が続出した。「朝から号泣」「感動」「メッシ、大谷翔平、そしてロリー・マキロイ こんな凄い伝説の人達と同じ時代に生きて、そしてその瞬間を目撃出来て本当に嬉しい」といった声が上がった。マキロイがプレーオフ最初の18番で放った第2打は、1・2メートルにつけるスーパーショットだった。「あのショットだけは全盛期のタイガー見てる気分だった」「映画のエンディングみたい」と劇的な結末に驚く書き込みもあった。

マキロイは首位で出て、正規のホールは6バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの73で回り、通算11アンダー、277。11アンダーで並んだジャスティン・ローズ(44=英国)と大会18度目のPOに突入。1ホール目の18番パー4でマキロイはバーディー、ローズはパーだった。

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