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「パーキンソン病になりやすい人」の特徴はご存知ですか?主な症状も医師が解説!

 公開日:2025/02/24

パーキンソン病になりやすい人とは?Medical DOC監修医がパーキンソン病になりやすい人・症状などを解説します。気になる症状がある場合は迷わず病院を受診してください。

※この記事はMedical DOCにて『「パーキンソン病になりやすい人」の特徴はご存知ですか?症状や原因も医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

村上 友太

監修医師
村上 友太(東京予防クリニック)

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医師、医学博士。福島県立医科大学医学部卒業。福島県立医科大学脳神経外科学講座助教として基礎・臨床研究、教育、臨床業務に従事した経験がある。現在、東京予防クリニック院長として内科疾患や脳神経疾患、予防医療を中心に診療している。
脳神経外科専門医、脳卒中専門医、抗加齢医学専門医。日本認知症学会、日本内科学会などの各会員。

「パーキンソン病」とは?

パーキンソン病とは、振戦(身体の震え)、動作緩慢、筋固縮(筋肉が固まって身体が動かしにくくなる)、姿勢保持障害(転びやすくなる)などの症状が特徴的な病気で、難病に指定されています。人口10万人に対して100−180人程度の患者さんがいると言われています。50歳以上での発症が多く、40歳以下で見られる場合は若年性パーキンソン病と呼ばれます。

パーキンソン病になりやすい人の特徴

高齢者

パーキンソン病は脳内にあるドーパミンを分泌させる細胞が減少することで起こると言われています。健康な人でもドーパミンは20歳をピークに減少に転じるため、高齢になるとパーキンソン病と同じような症状が出てきます。
日常的に運動をしている人の方がパーキンソン病になりにくいと言われており、予防や進行を抑えるためには体調や状況が許す範囲で運動やリハビリを生活に取り入れることが重要です。

日本では女性に多い

パーキンソン病は世界的には男性に発症者が多い傾向にありますが、日本ではやや女性の方に発症例が多いと言われています。
一方で、年齢が高くなると男性の方の発症率が高くなるとの報告もあり、海外と日本での男女の有病率の違いなど、今後も研究結果の報告が待たれるところです。

パーキンソン病の代表的な症状

震え、体の動かしづらさなど

パーキンソン病の代表的な症状に運動機能の障害があります。代表的な4つの症状に、振戦、動作緩慢、筋固縮、姿勢保持障害があります。それぞれ、手足をはじめとした体全体の震え、体の動きが遅くなり小さな動きになってしまう、筋肉が固まって動かしづらくなる、体のバランスが取りづらく転びやすくなる、という状態を指す言葉です。
この運動症状はパーキンソン病に特徴的な症状で、診断にあたっては必ず確かめられる項目です。補足として、姿勢保持障害は発症後数年経ってから起こることが多く、発症してから早期に現れる場合は他の疾患も考える必要があります。
現在のところ完治する病気ではなく、リハビリや薬物、手術といった対症療法が主な対処法です。徐々に体の動きがおかしくなっていると気になる場合には、早めに脳神経内科を受診してください。

さまざまな身体的・精神的な症状

パーキンソン病では前述の代表的な運動症状以外に、便秘や頻尿、立ちくらみ、失神、発汗、冷えなどの自律神経症状、認知症のような状態になる記憶障害、うつ症状や無気力といった精神症状、その他、疲労、疼痛、体重の減少、嗅覚障害、睡眠障害など多岐にわたる症状が見られます。
これらは運動症状の前に起こることもあり、このような状態が続くようであれば一度パーキンソン病を疑ってみても良いかも知れません。各症状に対応する科で治療を受けても改善が見られない場合は、脳神経内科で相談してみてください。

「パーキンソン病になりやすい人」についてよくある質問

ここまでパーキンソン病になりやすい人などを紹介しました。ここでは「パーキンソン病になりやすい人」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

パーキンソン病を発症しやすい性格はありますか?

村上 友太(むらかみ ゆうた)医師村上 友太(むらかみ ゆうた)医師

いいえ。これまでさまざまな検討がされていますが、パーキンソン病の発症と性格との因果関係は明確に証明されていません。

編集部まとめ

パーキンソン病は、運動機能の障害や精神的な症状などを通じて日常生活に影響を与えます。近年は有効性の高い薬も投与することができるため、発症早期から良い状態を維持することができる可能性があります。もし疑われる症状がある場合は、早めに脳神経内科を受診し相談することをお勧めします。

「パーキンソン病になりやすい人」と関連する病気

「パーキンソン病になりやすい人」と関連する病気は8個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。

脳神経内科・脳神経外科の病気

  • 進行性核上性麻痺
  • 多系統萎縮症
  • 大脳皮質基底核変性症
  • 薬剤性パーキンソン症候群
  • 慢性硬膜下血腫
  • 正常圧水頭症

運動症状が出る前に便秘や立ちくらみといった非運動症状が出る場合もあります。各症状の治療をしても改善しない場合、パーキンソン病が隠れている可能性があります。

「パーキンソン病になりやすい人」と関連する症状

「パーキンソン病になりやすい人」と関連している、似ている症状は9個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。

関連する症状

手足のふるえの他に、これらの症状がある場合でもパーキンソン病もしくはパーキンソン症候群の可能性があります。手足のふるえが悪くなってきている場合や転びやすくなってきている場合は早めに医療機関を受診しましょう。

この記事の監修医師

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