「アデノウイルス」の潜伏期間と検査はご存知ですか?【医師監修】
公開日:2025/02/15

小さいお子様をお持ちの親御さんなら「アデノウイルス」を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
保育園や幼稚園に通うお子様がいらっしゃると、時期によっては流行する感染症の1つでしょう。
この記事では、アデノウイルスの検査・治療まで詳しく解説いたします。
「アデノウイルス」とよく聞くけど、どのようなものなの?と疑問をお持ちの方、お子様の症状などが気になる方はぜひ参考にしてください。
※この記事はMedical DOCにて『「アデノウイルス」を発症すると現れる症状・原因・潜伏期間はご存知ですか?』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
白井 沙良子(医師)
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小児科専門医(日本小児科学会)。「International Parenting & Health Insutitute Sleep Consultant(妊婦と子どもの睡眠コンサルタント)」保有者。慶應義塾大学医学部卒業。『はたらく細胞BABY』医療監修。2児の母。
アデノウイルスの潜伏期間と検査
アデノウイルスの潜伏期間はどのくらいでしょうか?
潜伏期間は一般的に5~7日程度とされています。ただし飛沫内に含まれたアデノウイルスは1週間以上も感染力を維持するため、発生した場合は長期間の注意・感染対策を心がけましょう。
どのような検査を行いますか?
検査には多くの場合、迅速診断キットが使用されます。主に咽頭ぬぐい棒で咽頭を拭い、それを診断キットに検体として作用させると短時間で判定が出ます。
特異度が高く検査方法として有効だとされていますが、偽陰性の可能性を考慮する必要はあります。いずれの場合も症状を伝え、医師の指示に従いましょう。
特異度が高く検査方法として有効だとされていますが、偽陰性の可能性を考慮する必要はあります。いずれの場合も症状を伝え、医師の指示に従いましょう。
特効薬がないと聞いたのですが、どのような治療を行いますか?
現時点ではアデノウイルスに直接効果的な薬や治療法はありません。ですので「対症療法」といって、その時に現れている症状を和らげる治療法になります。
薬としては、発熱には解熱剤、嘔吐・下痢には吐き気どめや整腸剤を使います。結膜炎の場合には、点眼薬を使用することもあります。
治療が1週間以上続くことも多いため、いずれの場合も医師に相談し、適切な処置を受けることをおすすめします。
薬としては、発熱には解熱剤、嘔吐・下痢には吐き気どめや整腸剤を使います。結膜炎の場合には、点眼薬を使用することもあります。
治療が1週間以上続くことも多いため、いずれの場合も医師に相談し、適切な処置を受けることをおすすめします。
編集部まとめ
子どもが生まれると、今まであまり耳にしたことのない感染症について触れる機会が増えるのではないでしょうか。
通う保育園や幼稚園などで流行中だと聞くウイルスの1つが「アデノウイルス」でしょう。
子どもの発熱・咳・嘔吐・下痢・目やになど心配になる症状が多くありますが、対症療法によって1~2週間で症状が改善することが多いです。
周りでアデノウイルスが流行している、またアデノウイルスが疑われる症状が見られる、といった場合は、まずは受診し、必要な検査や治療を相談しましょう。