米女子ゴルフの今季開幕戦、ヒルトングランドバケーションズ・チャンピオンズは1日、フロリダ州オーランドのレークノナ・クラブ(パー72)で第3ラウンドが行われ、3位から出た竹田麗央(21=ヤマエグループHD)は71で回り、通算7アンダーの209で6位に後退した。トップとは8打差。71だった笹生優花は通算4アンダーで12位、73の古江彩佳はイーブンパーで21位。67と伸ばした金阿林(韓国)が15アンダーで首位を守った。

4打差からの追い上げを目指した竹田はグリーンで苦戦して71と伸ばし切れず「パットが思った通りにいかなかった」と悔しがった。

6番で5メートルを沈めた後、7番は3パットを費やして勢いに乗れなかった。その後バーディーを奪ったのは3メートルを沈めた11番だけ。1オンを狙えた14番パー4も3番ウッドでグリーンを狙ったが、バンカーに入ってパーだった。

セレブと回るプロアマ戦は待たされることも多く「すごく長い1日。後半は集中力が切れていたかなと思う」と疲労もにじませた。それでも同組でバスケットボールの名選手だったレイ・アレン氏に話しかけられ「楽しかった」という。

最終日はセレブ部門で出場した女子ゴルフのレジェンド、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、初日も回った元大リーガーのマーク・マルダー氏と同組。「自分のプレーを出し切って終えられたら」と目標を掲げた。