
【ヤクルト川端慎吾】絶やしたくない松山自主トレもう30年「もう1度花を咲かせる」
「松山組」の最年長は何を思うのか。ヤクルト川端慎吾内野手(37)が10日、愛媛・松山市内で自主トレを公開しました。
池山2軍監督が始めた松山での自主トレは今年で30年目。ヤクルトの伝統として受け継がれてきました。その自主トレ最年長のベテラン。今年は打率3割を目標にフォーム改造で20年目に臨みます。
プロ野球
◆川端慎吾(かわばた・しんご)1987年(昭62)10月16日、大阪府生まれ。市和歌山商(現市和歌山)2年の夏に甲子園に出場。05年高校生ドラフト3巡目でヤクルト入団。15年に首位打者(打率3割3分6厘)、最多安打(195安打)、ベストナイン、ゴールデングラブ賞。プロ通算1326試合、1099安打、打率2割9分3厘、40本塁打、409打点。185センチ、86キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸2400万円。
「なんとか恩返しできるよう」
―体の状態は
腰の状態もいいですし、足も問題ないですし、順調にきてるかなっていう風に思っています。
―今の時期はどんなこと意識して練習するのか
例年いつも同じことになるのですけど、もう本当にまずはけがをしないことが一番だと思っています。けがをしないように気をつけながら、しっかりシーズンに向けて準備していこうかなという風に思ってます。
―体作り以外で気を付けていること
去年、あまりいい成績を残すことできなかったので、バッティングにしっかり重きを置いて、フォームだったり、いろいろ試しながらやっていこうかなと思ってます。
―松山はどういう場所か
そうですね。もう本当にもう何年なるんだろうね。15年以上はここでやらせてもらってますし、2度目の手術をした時もここで12月から自主トレをやらせてもらって。
本当にもう1回、何とかもう1度、花を咲かせるんだっていう思いで、ここでやらせてもらっています。
ほんとに松山の方たちにも、すごくサポートしていただき、もう感謝しかないんですけど。本当にずっと支えてもらっているので、なんとか恩返しできるようにして、感謝したいなっていうふうに思ってます。
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