仲介役「殺せと指示役に頼まれた」 5人も殺害に関与か 那須2遺体

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死体損壊容疑で逮捕された関根誠端容疑者(左)と、死亡した宝島龍太郎さん=知人提供(画像の一部を加工しています)
死体損壊容疑で逮捕された関根誠端容疑者(左)と、死亡した宝島龍太郎さん=知人提供(画像の一部を加工しています)

 栃木県那須町で夫婦の遺体が見つかった事件で、死体損壊容疑で逮捕された建設業の平山綾拳(りょうけん)容疑者(25)が、「殺して遺体を処理しろと指示役から頼まれた」と供述していることが捜査関係者への取材で判明した。

 警視庁と県警の合同捜査本部は平山容疑者を11日にも殺人容疑で再逮捕する方針で、死体損壊容疑で逮捕された他の5人が殺害にどう関与したか全容解明を進める。

 捜査関係者によると、平山容疑者は指示役とされる職業不詳の佐々木光容疑者(28)から遺体の処理を指示されていたことが判明していた。その内容を、職業不詳の姜光紀(カングァンギ)(20)と、元俳優の若山耀人(きらと)(20)両容疑者に伝えて、実行を依頼していたとみられている。

 平山容疑者は佐々木容疑者から、会社役員の宝島龍太郎さん(55)と妻幸子さん(56)=東京都千代田区=の殺害の指示も受けたと供述しており、それも姜、若山両容疑者に伝えていたとみられる。

 佐々木容疑者は、夫婦の長女の内縁の夫で主導役とされる会社役員の関根誠端(せいは)容疑者(32)から…

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