ギタリストMIYAVI(42)らが10日、都内で、アニメ映画「コードギアス 奪還のロゼ」(大橋誉志光監督)上映記念舞台あいさつに出席した。

「コードギアス」は06年にTBS系で放送されたTVアニメ。同作は20年12月、「コードギアスNext 10years Project」の一環として発表された作品。新たな主人公ロゼとアッシュの兄弟が繰り広げる物語となり、今後毎月連続で4幕の公開が予定されている。

MIYAVIはオープンニング曲「Running In My Head」を担当。「新章のドキドキ、ワクワクを感じられようにしたいと思って楽曲を作った」としたが、「結構前、21年くらいに作ったけど全く音沙汰がなくて、どうなっているのかなと思っていた」と笑いながら抗議。「そもそも、タイトルも違ったよね」と続けると、会場から大きな拍手が起こった。

オファーをもらった際に「ギタリストとしての音像を期待されていると思っていた」とし、「スピード感、躍動感とその勢い、ワクワク感をこの楽曲で表現するのが役割だと思った」と続けた。大橋監督から絵コンテをもらい、それを元に作曲。大橋監督は「想像の10倍かっこよかった。同時に頑張って映像を作らないとと思った」と当時の胸中を吐露した。

MIYAVIは「映画やアニメ、スポーツスタジアムでの演奏もそうだけど、お互いどう刺激し合うかで、また作品が生まれる。アーティストとしてやりがいのある仕事です」とアピールした。

「日本のアニメがどれだけ世界に影響を与えてきたか。そしてコードギアスのファンは世界中にいます。その作品に関われたのは光栄です。今日見た方は世界初なので、感じたこと、思ったことを、世界中に一緒に発信していきたいと思います」と話した。

この日、大橋監督、主人公ロゼの声を担当する声優天崎滉平(33)、エンディング曲「ロゼ(Prod.TeddyLoid)」担当の満島ひかり(38)も出席した。