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アップルが史上最薄5.1mmの新型「iPad Pro」を発表、M4チップを搭載

2024.05.10

Appleは新型「iPad Pro」を2024年5月15日より発売する。11インチと13インチの2タイプがラインアップされ、容量は256GB、512GB、1TB、2TBが用意されている。

価格は11インチが16万8800円(税込)から、13インチは21万8800円(税込)からで、現在、予約受付中だ。

その主な特徴は以下のとおり。

史上最高に薄いApple製品

新しいiPad Proの最大の特徴が,

Apple史上最薄の製品であること。11インチのモデルはわずか5.3mmの薄さ、13インチのモデルはさらに薄い衝撃的な5.1mmの薄さでありながら、どちらのモデルも前世代のデザインと同じ強度を備えている。

11インチのモデルの重量は450グラム未満で、13インチのモデルは前世代より約100グラム軽く、プロユーザーは新しい方法で、ワークフローをより多くの場所で広げることができる。

新しいiPad Proは、シルバーとスペースブラックの2つの美しい仕上げが用意されており、どちらも100パーセント再生アルミニウムを使ったの筐体となっている。

■世界で最も先進的なディスプレイを搭載

新しいiPad Proは、世界で最も先進的なディスプレイであるUltra Retina XDRを初めて搭載した。

このUltra Retina XDRディスプレイは、2枚のOLEDパネルを使用して両方からの光を組み合わせ、圧巻のフルスクリーン輝度を実現する、最先端のタンデムOLEDテクノロジーを採用している。

新しいiPad Proは、SDRとHDRのコンテンツで驚異的な1000ニトのフルスクリーン輝度に対応しており、HDRでは1600ニトのピーク輝度に対応する。

タンデムOLEDテクノロジーは、一つひとつのピクセルの色と輝度のサブミリ秒単位でのコントロールを可能にしており、Appleでは「XDRの精度をかつてないほど向上させています」と説明している。

また、これらもスペックを完全に引き出すため、高い品質で色を扱うワークフローや、難しい光の条件下で作業するプロユーザー向けに、新しいNano-textureガラスのオプションが初めてiPad Proに導入される。

Nano-textureガラスは、ナノメートル単位の精度でエッチングが施されており、画質とコントラストを保ちながら周囲の光を拡散させ、映り込みを減らしてくれる。

まったく新しいディスプレイエンジンを搭載したM4

新しいiPad Proの驚くほど薄くて軽いデザインと革新的なディスプレイは、パフォーマンスが飛躍的に向上した次世代のAppleシリコンであるM4によってのみ実現可能になった。

まったく新しいディスプレイエンジンを搭載したM4は、Ultra Retina XDRディスプレイの目を奪う精密さ、色、輝度をもたらす先駆的なテクノロジーを採用している。

新しいCPUは、最大4つの高性能コアと6つの高効率コア2、次世代の機械学習(ML)アクセラレータを搭載。CPUパフォーマンスは前世代のiPad Proに搭載されているM2と比べて最大1.5倍高速となった。

M4は、M3のGPUアーキテクチャをもとに設計されており、10コアGPUは、iPadに初めて搭載されるDynamic Cachingやハードウェアアクセラレーテッドメッシュシェーディングとレイトレーシングなどのパワフルな機能を搭載している。

より高いユニファイドメモリ帯域幅との組み合わせで、Octaneなどのプロ向けのレンダリングアプリのパフォーマンスは、M2よりも最大4倍高速となっている。

M4はパフォーマンスが飛躍的に向上しており、Octaneなどのプロ向けのレンダリングアプリのパフォーマンスはM2と比べて最大4倍高速になっている。

■AIのためのとてつもなくパワフルなデバイス

M4を搭載した新しいiPad Proは、Apple史上最もパワフルなNeural Engineを搭載しており、毎秒38兆回の演算処理が可能だ。これは、A11 Bionicチップに搭載されたAppleの最初のNeural Engineより60倍高速になっている。

CPU内の次世代のMLアクセラレータ、高性能GPU、より高いメモリ帯域幅、そしてiPadOSの賢い機能とパワフルなデベロッパフレームワークとの組み合わせにより、Neural Engineは新しいiPad ProをAIのためのとてつもなくパワフルなデバイスにしている。

M4搭載のiPad Proでは、ユーザーはFinal Cut Proのシーン除去マスクで1回タップするだけで4Kビデオの被写体を背景から簡単に分離できるなど、AIを利用したタスクをこれまで以上に高速に実行できる。

このような高度なレベルのパフォーマンスにより、M4のNeural Engineは現在のAI対応のWindowsパソコンに搭載されているどのニューラルプロセッシングユニットよりもパワフルだと言える。

アップデートされたカメラシステム

12MPのバックカメラは、鮮やかなスマートHDRの写真やビデオを、より良い色で、より優れた質感で、明るさが足りない場所でもディテールをとらえて撮影する。

また、新しいアダプティブTrue Toneフラッシュも備えているため、新しいiPad Proでの書類のスキャンクオリティがこれまで以上に改善。

新しいiPad Proは、AIを利用してカメラアプリで直接書類を自動的に識別し、影が写り込む場合は新しいアダプティブフラッシュを使用して即座に複数の写真を撮影して、スキャンをつなぎ合わせて劇的にスキャンを向上させる。

前面のTrueDepthカメラシステムは、新しいiPad Proでは横向きに設置。センターフレームに対応した超広角12MPカメラにより、横向きの状態、特に、iPadにMagic KeyboardやSmart Folioを取りつけた状態でのビデオ会議の体験が一段と向上する。

■iPad Proの接続性

iPad Proは、Thunderbolt 3とUSB 4に対応した高性能なUSB-Cコネクタを搭載し、最大40Gb/sの高速の有線接続を提供。

Thunderboltは、フル6K解像度のPro Display XDRなどの外部ディスプレイや外部ストレージなど、高性能なアクセサリの幅広いエコシステムに対応しており、すべて高性能なケーブルとドックを使って接続する。

新しいiPad ProのWi-Fi + Cellularモデルは、物理的なSIMカードよりもさらに安全なeSIMでアクティベートされ、ユーザーはデジタルで既存のプランにすばやく接続したり移行できるほか、1台のデバイスに複数のデータ通信プランを保存できる。

ユーザーは、世界中の190以上の国と地域で、現地の通信事業者から物理的なSIMカードを入手する必要なく、新しいiPad Proを簡単に無線データプランに接続できる。

新たにApple Pencil Proも登場

Apple Pencil Proは、Apple Pencilの体験を一段と向上させる、さらに多くの魔法のような機能やパワフルな新しい操作を備えている。価格は2万1800円(税込)。

まず軸に内蔵された新しいセンサーは、ユーザーのスクイーズ(指で強く押した状態)を感知してツールパレットを表示できるので、創作活動を妨げることなく、ツール、線の太さ、色のすべてをすばやく切り替えられる。

独自の触覚エンジンは、ユーザーがスクイーズしたり、ダブルタップしたり、図形認識でスナップしたりすると、確認として軽いタップを返し、驚くほど直感的な体験をもたらす。

ジャイロスコープにより、ユーザーはApple Pencil Proを回転させて、使用しているツールを正確にコントロールできます。軸を回転させると、ペンと紙のように、形の異なるペンツールとブラシツールの向きを変えることができる。

また、Apple Pencilのホバー機能を使うと、ユーザーはペン先がディスプレイに触れる前にツールの正確な向きを見ることが可能だ。

そしてApple Pencil Proは、Apple Pencilで初めて「探す」に対応。ユーザーがApple Pencil Proを置き忘れた場合に見つけられるようになった。

また、新しいマグネットのインターフェイスを通じて、iPad Proの側面でペアリング、充電、保管ができる。iPad Proは、メモを取ったり、スケッチをしたり、注釈を加えたり、日記をつけたりするのに最適な、身近な価格であるApple Pencil(USB-C)にも対応している。Apple Pencil(USB-C)の価格は1万3800円(税込)。

関連情報
https://www.apple.com/jp/newsroom/2024/05/apple-unveils-stunning-new-ipad-pro-with-m4-chip-and-apple-pencil-pro/

構成/清水眞希

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