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ロシアのプーチン大統領は10日、今月7日まで首相を務めていたミハイル・ミシュスチン氏(58)の再任を下院に提案した。主要会派幹部はタス通信などに再任支持を表明、下院の承認は確実とみられる。その後に大統領が正式に任命する。
ウクライナ侵攻が長期化する中、今後の組閣の焦点は大統領が上院との協議を経て任命する外相や国防相らの人事に移る。今月まで在任したラブロフ外相代行、ショイグ国防相代行の再任が有力視されている。
ミシュスチン氏は国税省次官や連邦税務局長官などを歴任。2020年1月、大統領経験者のメドベージェフ首相(当時)の事実上の更迭に伴い、後任に任命された。経済全般に明るく、政治的野心がないことからプーチン氏の信頼が厚い。ウクライナ侵攻後も欧米の制裁に対抗して経済崩壊を免れた手腕が高く評価されている。
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