ソフトバンク小久保裕紀監督(52)が10日、福岡・筑後市のファーム施設を訪れた。シーズン中は2度目の2軍視察。「他のコーチ陣も含めてコミュニケーション。(コミュニケーションは)首脳陣同士は取っておいた方が良い。それが一番の狙いです」と話し、練習前から松山2軍監督や若鷹と会話を交わした。

ウエスタン・リーグで打率3割4分9厘(9日時点)と好調を維持する柳町と話し込む場面も見られた。「柳町と直接会って話をしておこうかなと。柳町だけじゃなくて他の選手もね。チーム状態が良いので、なかなか入れ替えが(ない)。それは松山監督も分かってくれている」。柳町に関しては代打起用での昇格は考えておらず「代打では呼ばないかな、我慢しといてな、と。代打のためだけに(登録枠の)1枠はちょっと考えてない。野球は野球だから辛抱して待っておけよっていう話はしました」と説明した。

他に2軍調整中のアダム・ウォーカー外野手(32)や19年ドラフト1位で育成選手の佐藤直樹外野手(25)にも言及。支配下復帰がかかる佐藤直については「開幕からずっと同じ姿で打席に立ち続けているのを見ている。その辺も良くなった」と目を細めていた。

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