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最終処分場は、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を長期にわたり地中深くに埋めて保管・管理する施設だ。地中の安定性は不可欠で、政府は2017年に処分場の適地を示す「科学的特性マップ」を公表した。だが、佐賀県玄海町はほぼ全域が「好ましくない特性があると推定される」地域に当てはまる。文献調査を受け入れれば自治体に国から最大20億円が交付されるが、果たして調査する価値はあるのか。
マップによると、玄海町は全域の地下に石炭があることから「将来の掘削可能性の観点」で好ましくないとされる一方、…
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