中日ライデル・マルティネス投手(27)が10日、3、4月度「大樹生命月間MVP賞」セ・リーグ投手部門を初受賞した。

同投手は開幕から4月末まで12試合に登板し、無傷の8セーブ、3ホールドを挙げ、防御率0・00。「いままで一緒にやってきた監督、コーチ、スタッフの皆さんに感謝したい。ものすごくうれしい」と笑顔を見せた。

「いつもは先発投手が取るものが、自分が言われて驚いた」と初受賞の報告に目を丸くした。中日投手では22年9、10月度に小笠原が受賞して以来。中日のリリーフ投手では17年6月度の岩瀬仁紀投手(49=野球評論家)以来、7年ぶりになる。

17年にキューバから来日して、20年から守護神に定着した。昨季通算100セーブもマークし、セ・リーグトップ(9日現在)の10セーブを挙げている。「キューバ(に帰国している時)から練習してきた成果だと思う。ブルペンから集中してチームが勝てるようにマウンドを降りる、という気持ちでマウンドに上がっている」。来日8年目を迎えた竜の絶対守護神の進化はまだまだ止まらない。

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