バスケ協会、元顧問の指導者資格回復認めず 桜宮高の体罰問題

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バスケットボール部顧問による体罰で男子生徒が自殺したことが明らかになった当時の大阪市立桜宮高校。多くの報道陣が取材に訪れた=同市都島区で2013年1月8日午前11時41分、山崎一輝撮影
バスケットボール部顧問による体罰で男子生徒が自殺したことが明らかになった当時の大阪市立桜宮高校。多くの報道陣が取材に訪れた=同市都島区で2013年1月8日午前11時41分、山崎一輝撮影

 大阪市立桜宮高バスケットボール部の主将だった男子生徒(当時17歳)が2012年に体罰を受けた後に自殺した問題で、元顧問の男性が日本バスケットボール協会に指導者資格の回復を申し立て、協会の裁定委員会が認めない判断を下したことが9日、分かった。協会は取材に対し、本人に十分な反省の姿勢が見られず、暴力指導の再発の恐れがあることを理由に挙げた。

 元顧問は13年6月に資格を取り消された。協会の規定では、10年が経過すれば回復の申し立てができ、元顧問は今年2月に協会に申請したという。

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