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経済安保法、参院委で可決 情報扱う人を適性評価、漏えいに刑罰

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国会議事堂北門の参議院の表札=東京都千代田区で2022年6月、竹内幹撮影
国会議事堂北門の参議院の表札=東京都千代田区で2022年6月、竹内幹撮影

 機密情報の保全対象を経済安全保障分野に広げる新法案「重要経済安保情報保護・活用法案」が9日の参院内閣委員会で与野党の賛成多数で可決した。10日の参院本会議で可決、成立する見通しとなった。国が身辺調査で信頼性を認めた人のみが情報を取り扱う「セキュリティークリアランス(適性評価)」制度の導入が柱で、漏えいには拘禁刑や罰金を科す。

 欧米各国との情報共有の強化などが狙いだが、身辺調査によるプライバシーの侵害や、評価結果を巡って不利益な扱いを受ける可能性などの懸念もある。

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