タレントのpeco(28)が「第16回ベストマザー賞 2024」の芸能部門を受賞し、9日、都内で授賞式に出席した。

pecoは、受賞スピーチで感極まって涙し、声を震わせた。その涙の意味を振り返り「自分がママであることが背中押してくれているので、受賞はすごくうれしかった。(涙は)シンプルに一番大事にしていることで受賞できて。いろんなことがあったなって。ママとして日々奮闘してているのを見てくださる方もいんだなって」と感謝した。

5歳になった長男について、昨年7月に亡くなった元パートナーのryuchellさんの面影を感じることも多いという。「表情もそうですけど、やさしい部分とか、100%、ryuchellから受け継いでる感じですし、息子はryuchellと一緒でのんびりしてる。当たり前ですけど、血ながってんねんなって思います」とほほ笑んだ。

受賞の報告は「息子とryuchellもそうですし、自分の母に伝えたい」と話した。ryuchellさんへの報告は「お家にryuchellの写真飾る場所に、いつも息子はお話をしてくれるんですけど、わたしは正直まだ100%受け入れられていないのもあって。心の中で『ベストマザー賞もらったよ』って言うのは思ってました」と打ち明けた。「息子が毎日ryuchellのことを思って元気に過ごしてくれるのは(ryuchellも)うれしいだろうし、私一緒に息子と進んでいくだけ」と母としての決意も口にした。

息子の将来については「ただ1つだけ願うのは、自分のことを好きで最高だと思える大人になってほしいなと思います」と愛息へメッセージを送った。

同賞は「子育ての多様性」「ママの多様性」をテーマに、一般からの共感や好感を元に1年間の投票で選出される。

<受賞者>

・音楽部門 BENI(38)長男3歳、長女1歳

・文化部門 川田裕美(40)長男3歳、長女1歳

・社会経済部門 優木まおみ(44)長女10歳、次女7歳

・芸能部門 peco(28)長男5歳

・スポーツ部門 丸山桂里奈(41)長女1歳