尊富士が夏場所休場へ 故障癒えず 3月の春場所で新入幕優勝

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右足首のケガを押して春場所で優勝し、賜杯を受け取る尊富士(中央)。夏場所を休場することになった=エディオンアリーナ大阪で2024年3月24日、北村隆夫撮影 拡大
右足首のケガを押して春場所で優勝し、賜杯を受け取る尊富士(中央)。夏場所を休場することになった=エディオンアリーナ大阪で2024年3月24日、北村隆夫撮影

 大相撲の東前頭6枚目・尊富士(25)=伊勢ケ浜部屋=が12日初日の夏場所を休場することになった。9日、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が報道陣の代表取材に明らかにした。尊富士は3月の春場所で110年ぶりの新入幕優勝。一方で場所終盤に右足首の靱帯(じんたい)を痛め、リハビリを続けていた。

 春場所は手負いの状態で臨み、快挙を果たした尊富士だったが代償は大きかった。伊勢ケ浜親方は4月上旬の時点で「歩くのがやっと」と経過を明かし、この日「まだ治っていないから(出場は)無理ですね。(完治までに)どのぐらいの時間がかかるかは、これからです」と語った。【岩壁峻】

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