久本雅美(65)柳沢慎吾(62)が、かまいたちがMCを務めるABCテレビ「これ余談なんですけど…」に出演。ともに、大物俳優が少年、無名だった時代の思い出を明かした。

「思い出の番組」についてのトークを展開中、柳沢は「風雲!たけし城」の収録時のエピソードを告白。当時、スタジオ周辺に「傘を持ってる小学生が、俺の目の前を行ったり来たりしてて。何度も」。印象に残っていたといい「その男の子と写真を撮った」と語ったが、その少年は、後に俳優になっていたという。

「その男の子、浅野忠信君だった。本人が(後にSNSへ)上げたんですよ。『柳沢慎吾先輩と小学生の私 あばよ!』って」

柳沢はその投稿を目にし「確かに記憶にあったのよ。傘をさしてた男の子が、行ったり来たりね」と振り返った。

また、久本は、30歳当時に「探偵!ナイトスクープ」に探偵として初出演したものの、当時の上岡龍太郎局長にあいさつできないまま収録へ臨み「誰や?」とすごまれた苦い思い出を吐露。後に、その上岡さんが進行していた番組「上岡龍太郎がズバリ!」にゲストとして呼ばれた際の記憶をたどった。

「50人呼んで、話を聞くって番組で、モデル50人呼んだの。そしたら、もうピカイチ光ってた子がいて」

その光っていたモデルは竹野内豊だったという。

「もうね、そこだけピンスポ(ピンスポット)当たってるみたいに、そこだけ光ってるの。今でも覚えてる、あの光景」

モデル50人の中でもひときわ輝く存在にくぎ付けになったといい、「あの光景、死ぬ時に思い出すと思うわ。声のぼそぼそもかっこいいのよ」と、思い出トークが止まらない。

収録後、あまりに輝いていた竹野内を「呼んでくれ」とスタッフに言い、楽屋へ連れてきてもらった。

「もう、『すごいかっこいい』って言ったんですよ。それからドドドドーンときた。あ、しゃべってるだけでバクバクきた」と興奮を隠せなかった。