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全国広報コンクールで、鴨川市の公式ホームページ(HP)がウェブサイト(市部)部門で、千葉市が同(都道府県・政令指定都市部)部門で、それぞれ最高賞にあたる総務大臣賞を受賞した。表彰式は6月21日に秋田県横手市で開かれる。【岩崎信道、柴田智弘】
ウェブサイト(市部)部門には77点の応募があり、鴨川市は全国1位に選ばれると同時に、「地域の課題やニュース、人物などを積極的に取り上げ、住民目線を生かした作品」として読売新聞社賞にも輝いた。同市が同コンクールで受賞するのは初めて。
市がホームページを大幅にリニューアルしたのは2021年8月31日。文字サイズを変更し、読み上げ機能を取り入れるなど見やすさ、探しやすさの向上を心掛けたという。また、申請不要で写真がダウンロードできる「フォトバンク」やイベントの開催をカウントダウン表示する機能などを導入。「毎日開いてみたくなる楽しいサイト」を目指したという。
22年9月には検索機能を強化した。同市総務課秘書広報室の熊切優子・広報広聴係長は「新型コロナウイルス禍の中でHPをリニューアルしたため、外出自粛でも鴨川を楽しめる情報を発信できないかと考えた。今後も親しみやすい、探しやすいHPづくりに取り組んでいく」と語った。
一方、千葉市は23年2月にHPのデザインを一新。最近のHPは一般的にスマートフォンによる閲覧が主流となってきているため、スマホ用HPの見やすさ、操作性の良さを追求した。閲覧者の属性を一般▽子育て▽高齢者▽事業者――から選ぶことで、設定に合わせた情報を探しやすくした。
市広報広聴課の平野洋平課長補佐は「市民に分かりやすく探しやすいHPを目指してきたことが評価され、市内外に知ってもらえてうれしい。これに満足せず、さらに充実させていきたい」と話した。