特集

都市対抗野球2024

第95回都市対抗野球大会の特集サイトです。

特集一覧

もっと社会人野球

「またドームへ」ENEOS田沢純一 復活の6球に込めた思い

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
JABA東北大会で救援登板し、気迫の投球を見せたENEOSの田沢純一投手=仙台市民球場で2024年5月8日、牧野大輔撮影
JABA東北大会で救援登板し、気迫の投球を見せたENEOSの田沢純一投手=仙台市民球場で2024年5月8日、牧野大輔撮影

 まだまだ諦めるには早い。再びマウンドに立つ姿はそう感じさせた。米球界から社会人野球の古巣ENEOSに戻った田沢純一投手(37)が8日、けがによる長期離脱を経て、日本の公式戦では約1年半ぶりの登板を果たした。

 仙台市民球場であったJABA東北大会の1次リーグ初戦。IMF BANDITS富山との試合に、9―2と大量リードした七回2死三塁の場面でマウンドに上がった。

 3球連続でストライクゾーンを外れて3ボールとしたが、「自分の投球スタイルは『攻める』こと」と、一球一球、球場に声を響かせながらミットを目がけて投げ込む。フルカウントとし、最後は相手の9番打者を一塁ゴロに仕留め、コールド勝ちの試合を締めた。

 直球の最速は137キロと、かつての150キロ台には遠く及ばない。それでも「球速どうこうではない。今日試合で投げて、アウトを取れたことが良かった」と前を向いた…

この記事は有料記事です。

残り966文字(全文1347文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月