偽「覆面パトカー」で衝突事故 危険運転致傷容疑で2人逮捕 福岡

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
容疑者らが緊急車両を装って運転していた乗用車=福岡市中央区の中央署で2024年5月8日午後5時16分、栗栖由喜撮影
容疑者らが緊急車両を装って運転していた乗用車=福岡市中央区の中央署で2024年5月8日午後5時16分、栗栖由喜撮影

 緊急走行する覆面パトカーを装った乗用車で赤信号の交差点に進入し、タクシーと衝突してけがをさせたとして、福岡県警中央署は8日、長崎市西町、会社員、本村陸(24)と、北九州市八幡西区御開1、会社員、仰木康汰(25)の両容疑者を自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は2月17日未明、福岡市中央区天神2の交差点で、サイレンを鳴らし赤色回転灯を点灯させ、赤信号の交差点に進入。左から来たタクシーの運転手と客の計4人にけがをさせたとしている。

 同署によると、2人は事故直後に「警察官の職務質問を見物したかった」と話しており、前方を走っていたパトカーを追いかけていたとみて捜査している。【栗栖由喜】

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月