特集

日本国憲法

日本国憲法は2022年5月3日、施行から75年を迎えました。改憲手続きや、内容を巡る議論を追います。

特集一覧

緊急時の国会議員の任期延長 公明、参院憲法審査会では「不要」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
今国会で初の自由討議が行われた参院憲法審査会=国会内で2024年5月8日、平田明浩撮影
今国会で初の自由討議が行われた参院憲法審査会=国会内で2024年5月8日、平田明浩撮影

 参院憲法審査会は8日、今国会初の自由討議を行った。公明党の西田実仁氏は、緊急事態時の国会議員任期延長に関する議論の充実を求めた。「民主的な正当性を確保するのには選挙が肝要だ。なぜ繰り延べ投票では駄目なのか。議論を深める必要がある」と指摘。参院議員は半数改選であることなどから、議員任期延長は不要と明言した。

 衆院憲法審では、公明も含む改憲勢力の5党派が任期延長の改憲の必要性で一致し、早期の条文案作成を主張する。公明憲法調査会副会長の大口善徳衆院議員は3日の改憲派集会で「議論は出尽くした。賛同する会派とともに改正案のたたき台を出す」と発言しており、衆参の温度差が裏付けられた形だ。

この記事は有料記事です。

残り418文字(全文710文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月