ヴィッセル神戸は8日、神戸市内のいぶきの森球技場で公開練習を行った。

6日のアルビレックス新潟戦ではターンオーバーして臨みながらも3-2で勝利。吉田孝行監督(47)は「底上げもできているし、手応えもあった。自分としてはいい悩み」と思い切った選手起用がプラスに働いたことを喜んだ。

その中でも指揮官は、元日本代表MF井手口陽介(27)とMF鍬先祐弥(25)を高評価。「あの2人は相当良かった。中盤を制圧できたし、かなり自分の中で収穫だった」と話し、5月の連戦や今季挑戦するアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を前に、確かな手応えを得た様子だった。

11日のセレッソ大阪戦(ヨドコウ)に向けては「(C大阪は)シンプルにレベルが高い。外国人選手が強烈」と警戒。それでも「うちもいい選手がいっぱいいるので、楽しみです」と今季初の3連勝に自信を見せた。