ニチレイ「本格炒め炒飯」 年間売り上げ150億円でギネス認定

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ギネス認定された「本格炒め炒飯」=ニチレイフーズ提供 拡大
ギネス認定された「本格炒め炒飯」=ニチレイフーズ提供

 ニチレイフーズ(東京都中央区)の「本格炒め炒飯(チャーハン)」が、「最大の冷凍チャーハンブランド」としてギネス世界記録に認定された。2023年の売上高が150億円を突破し、世界で最も売れた。認定は21年以来2回目。

 「本格炒め炒飯」(450グラム入り、オープン価格)は、国内初の「炒める」工程を取り入れた冷凍チャーハンとして01年に発売された。プロの料理人が炒める工程を再現したという高温の「3段階炒め」で、ぱらっとした食感に仕上げ、ゴロゴロと入る自家製焼き豚の風味が特徴。多くのメーカーが競争を繰り広げる冷凍チャーハン市場で、発売以来、23年連続で売り上げ首位を守り続けている。

 23年4月に工場を福岡県に新設し、既存の船橋工場(千葉県)と2拠点で生産体制を強化した。原料の鶏卵の供給不足により、一時的に生産調整したが、年後半には回復。売り上げを伸ばし、再びギネスの栄冠に輝いた。【嶋田夕子】

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