阪神中野拓夢内野手(27)が、1試合2失策を犯した。

初回無死二塁では、2番野間の平凡な当たりをファンブル。ピンチが広がり、その後の失点につながった。

5回1死では堂林の打球をハーフバウンドで捕球を試みたが、後ろにそらしてしまった。こちらも失点につながった。昨季ゴールデン・グラブ賞を獲得した二塁手の失策に、甲子園はため息で包まれた。

試合後には「普通にバウンドが変わったりしなかったら捕れる打球ではあった。でも、それに対応していかないといけない、土のホームグラウンドですし。跳ねた、跳ねていないというのを言い訳にしないように練習するしかない。しっかりと練習します」と反省。岡田監督は「シートかぶせた後は気いつけなあかんねん」と指摘した。前夜は雨天中止。甲子園の黒土部分には全面シートがかぶせられていた。

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