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第82期名人戦

初防衛を目指す藤井聡太名人に、豊島将之九段が渡辺明九段に名人位を奪われて以来5期ぶりの復位を期して臨みます。

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羽田空港での対局を心待ちに 名人戦第3局8日から第1ターミナルで

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第82期名人戦七番勝負の第3局を翌日に控え、記念撮影に臨む藤井聡太名人(左)と豊島将之九段=羽田空港で2024年5月7日午後5時33分、前田梨里子撮影 拡大
第82期名人戦七番勝負の第3局を翌日に控え、記念撮影に臨む藤井聡太名人(左)と豊島将之九段=羽田空港で2024年5月7日午後5時33分、前田梨里子撮影

 藤井聡太名人(21)に豊島将之九段(34)が挑戦する第82期名人戦七番勝負の第3局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、日本空港ビルデング協力)は8、9の両日、東京都大田区の羽田空港第1ターミナルで指される。第1、2局とも2日目夜になっても形勢不明の熱戦の末に藤井名人が制した。名人がこの勢いのまま一気に初防衛に王手をかけるか、それとも挑戦者が待ったをかけるのか、シリーズの流れを左右する中盤の勝負どころを迎える。

 両者は対局前日の7日、ターミナル内の会議室に畳を敷いてしつらえられた対局室を検分した。対局室の窓からは航空機が行き来し離着陸する様子も見られた。エンジン音が気になる場合に備えて窓に防音壁を取り付ける用意もされたが、両者とも気にならないとのことで設置は見送られた。午後6時からターミナル内で前夜祭が開かれた。

 藤井名人は「窓から飛行機が見えるので、たまに景色を見てリフレッシュしたい」、豊島九段は「飛行機が見える部屋での対局は楽しみ。(座ると)そんなに飛行機が見えないので、もっと座高が高かったらよかった」と空港での対局を心待ちにしている様子を見せた。【丸山進、新土居仁昌】

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