任天堂、25年3月までに「ニンテンドースイッチ」後継機種を発表

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任天堂の看板=京都市南区で2022年11月、妹尾直道撮影 拡大
任天堂の看板=京都市南区で2022年11月、妹尾直道撮影

 任天堂の古川俊太郎社長は7日のオンライン記者会見で、2017年3月発売の主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の後継機種について「アナウンスを今期中(25年3月まで)に行う」と述べた。発売から7年が経過し、販売台数は2883万台だった21年3月期をピークに減少を続けており、後継機種の投入に踏み切る。

 25年3月期のスイッチの販売台数は前期比14・0%減の1350万台と予想。その影響を受けて7日発表した25年3月期の連結業績予想は、売上高が19・3%減の1兆3500億円、最終(当期)利益は38・9%減の3000億円と減収減益を見込む。

 古川社長は会見で「25年3月期もスイッチを軸としていく」と話しており、後継機種の発売時期はその後になる模様だ。「コンセプトについて今日の時点では話せないが、引き続き多くの方に遊んでいただきたいと考えている」と述べ、後継機種の詳細には触れなかった。

 7日発表した24年3月期連結決算は売上高が4・4%増の1兆6718億円となり、最終利益は13・4%増の4906億円で過去最高だった。為替が円安に推移して海外の収益がかさ上げされたほか、23年4月公開のアニメ映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が大ヒットし、マリオ関連のソフトの販売が好調だった。【橋本陵汰】

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