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農林水産省は、地域の農林水産物や食品のブランドを守る地理的表示(GI)保護制度の対象に、熊本県山江村特産の「やまえ栗(ぐり)」などを追加した。
農水省によると、やまえ栗は甘みの強さや栗本来の風味、香りなどがパティシエや料理人に高く評価されている。やまえ栗を使った菓子などは、高級クルーズ船、国際ファーストクラスのデザートとして使われており、村の観光・経済を支えているという。
GIに登録されると専用のマークを付けて販売でき、不正使用があれば農水省が取り締まる。熊本県からは、これまで「くまもとあか牛」「くまもと塩トマト」などが登録されている。今回の追加で熊本県の登録数は全国一の計9産品。
山江村は「これからのブランド化の励みにもなる。生産者の収入アップにもつなげていきたい」としている。【津島史人】