井上尚弥、ダウンにも「一つ良いキャリアを築けた」　防衛成功

　ボクシングの世界戦4試合が6日、東京ドームで行われ、スーパーバンタム級4団体タイトルマッチは、統一王者の井上尚弥選手（大橋）が元世界王者で挑戦者のルイス・ネリ選手（メキシコ）に六回TKO勝ちし、防衛に成功した。試合後の井上選手の記者会見での主な発言は次の通り。

「ダウンしてから冷静に立て直せた」

　一回にダウンを喫したが、最終的にはTKOで勝てたので、自分の中で一つ良いキャリアを築けたと思う。

　（一回にダウンを奪われた際は）ダメージはさほどなかった。ちょっとパンチの軌道が読めなかった。（その後は）全然引きずることはなく、二回からはポイントを計算していこうと冷静に戦えた。