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雄弁じゃなくてもOK!話し上手な人になるためのコツ

2024.05.06

話し上手な人とは、また会いたいと思うし、自分自身もできればそうなりたいと感じることは多いだろう。話し上手な人になるには、どのようなことに気を配ればいいのだろうか。今回は、話し上手な人の特徴とともに、どのようにすれば話し上手になれるのかを紹介する。

話し上手な人の特徴

話し上手な人というと、豊富な知識があり、雄弁であるというイメージもあるかもしれない。しかし実際に会話する中での話し上手は、豊富な知識は必要だが、雄弁とは限らない。雄弁さは、一歩間違えると独りよがりになってしまうからだ。会話を楽しみ、みんなをリードしていく人が、話し上手と感じさせている。では、その人たちには、どのような特徴があるのだろうか。

■話し上手は聞き上手

「話し上手は聞き上手」という言葉があるように、相手の話をきちんと聞き、それに対して自分の考えを述べている。自分のことばかりを話すのではなく、相手に寄り添って話をしている。

■話題に困らない知識を持っている

知識を持っているというと、かなりの努力が必要と感じるかもしれないが、浅くでもいいので、さまざまなジャンルに興味をもっておくと、いざというときの引き出しが増える。最近、話題になっていることなど、情報が全くないのと、多少なりとも予備知識があれば、「詳しくはないのですが、こういうニュースを観ました」と話を広げたり、「気になっていたので教えてください」と質問するなどして、話を広げることができる。自分自身が話すばかりが話し上手ではなく、相手から話題を引き出すことも大切だ。

■結論を先に話す

ビジネスで人に会うなら下調べや、相手に伝えたいことを事前に準備しているもの。いざ実際に話すときに、結論から話しているのも特徴だ。結論を後にまわして説明すると、いつまで話が続くのか相手が予想しにくく、時間が気になって内容に集中できないこともある。

結論ありきなら、なぜそうなるのかの説明に対して集中でき、理解してもらいやすい。これは、とりとめのない会話自体を楽しむ飲み会のような場以外なら、とても有効な手段だ。

■わかりやすい言葉を使う

業界ごとに当たり前のように使っているカタカナ言葉など、専門用語は多用せず、分かりやすい言葉を選んで話している。少し業界が違うだけで、聞いたことがない単語が出てくることで、内容への理解が止まってしまうことがある。話すのが上手だと感じる人は、専門用語を使う場合はその言葉を言い換えるなど、どんな人にもわかりやすい言葉で説明している。

■表情豊かにジェスチャーもプラス

話し上手な人は、表情が豊かで、ときにはジェスチャーでも伝えている。表情を豊かにすることで、声にその思いが込められる。笑顔で話している人に対しては、なぜだかこちらも笑顔になってしまうという経験をしたことはあるだろう。そのようにして、同じ会話に人を巻き込むことがうまいのも特徴のひとつだ。

話し上手になるための簡単テクニック3つ

話し上手になるには、話しが上手だなと思う人がもつ特徴の中で、自分ができそうなことを、意識してマネすることから始めてみるのがおすすめ。少し意識するだけで、変化を感じられるので、ぜひ試してもらいたい。

■1.相手を意識して話す

当たり前のことだが、相手がどのように感じているのかを意識しながら話すことが重要だ。話す内容については事前準備をしていても、相手が自分の話すペースに合わせて理解してくれているとは限らない。もしかして途中で疑問をもっているかもしれないと感じたら、相手に質問を促すなど、相手の反応を見ながら話すよう意識したい。

■2.「クローズドクエスチョン」より「オープンクエスチョン」を使う

ひとりよがりの話にならないよう、話の途中で質問を入れることでスムーズな会話ができる。そのときに気を付けたいのが、質問の仕方だ、「クローズドクエスチョン」と呼ばれる、イエス・ノーで答えられる質問は、その答えで会話が途切れてしまう。そこで、「オープンクエスチョン」で、質問を投げかけるようにしよう。

例えば、「長期休暇が取れたら、どこに行きたいですか?」と聞くと、行きたいところがないという意見も含め、何かしらの答えが返ってくる。それを、「長期休暇は海外で過ごしたいですか?」と質問すると、「いいえ」と答えられると話が終わってしまうという風に。会話は、キャッチボールのため、相手に話してもらうことも含めて、言葉を選ぼう。

■3.話すスピードやトーンを合わせる

伝えたいことが多いと、気づかぬうちに早口になってしまうこともある。早口過ぎると内容が相手に伝わりにくいこともある。相手の話すスピードに合わせることで、内容もしっかり伝えることができる。

また、内容に合わせた声のトーンも一緒に意識したい。楽しい話を深刻なトーンで話すと、その魅力が伝わりにくいし、逆もしかり。これは、意識しすぎなくても、自分の思いを素直に出すイメージで話せば、大きくずれることはないだろう。

話すのが苦手という人は、自分の失敗ばかりに気をとられていたり、過度にうまく話したいと思いすぎていることが多い。言葉を使って思いや考えを伝えるということが目的だと念頭に置き、相手に伝わったかどうかを意識しながら話すことが大切だ。一朝一夕に上手にはならないかもしれないが、意識することで、話し方は変化する。無理なくできることからぜひ試してみてもらいたい。

文/林ゆり

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