ボクシング井上尚弥が勝利 東京ドームで世界戦は34年ぶり

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二回、ルイス・ネリ(右)を攻める井上尚弥=東京ドームで2024年5月6日、藤井達也撮影 拡大
二回、ルイス・ネリ(右)を攻める井上尚弥=東京ドームで2024年5月6日、藤井達也撮影

 ボクシングの世界スーパーバンタム級タイトルマッチが6日、東京ドームで行われ、主要4団体統一王者の井上尚弥選手(31)=大橋=が元世界王者のルイス・ネリ選手(29)=メキシコ=に勝利した。東京ドームでのボクシング世界戦は34年ぶり。井上選手は日本選手で初めてメインイベントに登場した。

 東京ドームでは、1988、90年にヘビー級王者のマイク・タイソン(米国)が出場した。今回の井上選手の試合は4万人を超える集客で、関係者によると日本選手がメインの試合ではチケット収入も含め、史上最大の規模とされている。

 井上選手のプロ戦績は27戦全勝で、自身が持つ日本男子の世界戦連勝記録を22に伸ばした。井上選手は2022年12月にバンタム級で日本選手初の4団体統一王者になり、23年1月に1階級重いスーパーバンタム級に転向。7月の初戦に勝って世界4階級制覇を果たし、12月に史上2人目の2階級での4団体王座統一を達成した。【高野裕士】

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