アルビレックス新潟レディースがシーズン終盤で今季初の連敗を喫し、順位を4位に落とした。

前半は互角の展開だったが、後半2分。昨季まで新潟レディースに在籍したINAC神戸のMF北川ひかる(26)にこぼれ球を押し込まれ、先制点を献上。同33分にはクロスからヘディングで2点目を決められた。橋川和明監督(53)は「今日は攻撃のところを徹底的に、ボールを動かしていくことは十分に見せてくれた。ただ、最後相手の固い守備をこじ開けるには、もう1つ最後のクオリティー(ゴール)を上げていかなくてはいけなかった」と振り返った。

新潟レディースは今季初の連敗。前節2日の日テレ東京V戦(2-1)に続く、2戦連続での複数失点も今季初めてだった。古巣との対戦となったMF川澄奈穂美(38)は「前半が良かっただけに、後半の立ち上がり早々に失点してしまったのが痛かった」と悔やんだ。