佐賀でシェアサイクル再び始まる 「市場性めちゃくちゃある」

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シェアサイクルにまたがる佐賀市の坂井英隆市長(左)と「チャリチャリ」の家本賢太郎社長=SAGAアリーナそばの「ポート」で2024年5月6日午前11時29分、西脇真一撮影 拡大
シェアサイクルにまたがる佐賀市の坂井英隆市長(左)と「チャリチャリ」の家本賢太郎社長=SAGAアリーナそばの「ポート」で2024年5月6日午前11時29分、西脇真一撮影

 佐賀市で6日、シェアサイクル「チャリチャリ」の利用が始まり、同市日の出2のSAGAアリーナで出発式があった。同市では別の事業者がシェアサイクルを展開していたが、既に終了。10月の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会などに向け、佐賀駅とSAGAアリーナなどとのアクセス性や市内の回遊性を高めたい同市と、運営会社「チャリチャリ」(福岡市)が連携協定を結んだ。

 同社はこれまで福岡市や熊本市、東京都、名古屋市などで「ポート」と呼ぶ駐輪スペース1464カ所、計6570台で事業を展開。スマートフォンのアプリで自転車のQRコードを読み取り、24時間いつでも利用できる。料金は1分7円、電動アシスト付き自転車は17円かかる。

 佐賀市では市中心部に18のポートを設け、計50台でスタート。今後、電動アシスト付き自転車も導入し、国スポ開催に合わせ計150台に増やす計画だ。

 出発式で坂井英隆市長は「佐賀市はフラットな地形なので自転車との相性はとてもいい。移動の選択肢が増えるので利便性が高まる」と期待し、イベント時の臨時ポート開設などにも言及した。

 「チャリチャリ」の家本賢太郎社長は「佐賀市は市場性がめちゃくちゃあると思う。中途半端ではなく密度を濃くやりたい。もっとポートを増やしたい」と話している。【西脇真一】

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