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イスラエル・ハマス戦闘

パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスが2023年10月7日、イスラエルへの戦闘を開始しました。

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米、イスラエルへの弾薬供給停止 戦闘開始後初 米メディア報道

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パレスチナ自治区ガザ地区との境界近くに停車するイスラエル軍の車両と兵士=イスラエル南部で2024年5月5日、ロイター 拡大
パレスチナ自治区ガザ地区との境界近くに停車するイスラエル軍の車両と兵士=イスラエル南部で2024年5月5日、ロイター

 米ニュースサイト「アクシオス」は5日、イスラエル政府当局者の話として、米政府が先週、イスラエル向けの弾薬の供給を停止したと報じた。供給を止めた弾薬の量などは不明。イスラエル軍は米国の軍事支援に頼っており、イスラエル政府内で懸念が広がっている。

 報道によると、米政府による弾薬などの供給停止は、2023年10月にイスラム組織ハマスがイスラエルを越境攻撃して以来初めて。ロイター通信によると、米国務省の複数の部局は、イスラエルが米国製の武器を国際法に反して使用している可能性があると主張しているという。また、米国の大学では4月以降、ガザ地区での停戦を求めるデモが拡大しており、若者を中心にイスラエルの軍事作戦を容認してきたバイデン政権への批判が強まっている。

 一方、オースティン米国防長官は5日、イスラエルのガラント国防相と電話協議した。国防総省によると、オースティン氏は、イスラエルが計画するガザ最南部ラファへの侵攻を巡り、民間人を退避させる実行可能な計画を作ることや人道支援のルートを確保する必要性を強調。人質の解放や停戦を巡るイスラエルとハマスの間接交渉についても協議した。

 またイスラエルメディアによると、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官が近く、イスラエルを訪問する見通し。同国にはブリンケン国務長官が訪問し、ネタニヤフ首相らと会談したばかりで、間接交渉の合意に向けて働きかけを強めるとみられる。【ワシントン松井聡】

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