「プリンス」から「ハンサム」に 山崎育三郎さんツアー5月開始
毎日新聞
2024/5/6 11:00(最終更新 5/6 11:50)
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「来ていただいた方を誰一人、置いていかない」
「ミュージカル界のプリンス」と呼ばれ、映画やテレビに引っ張りだこの山崎育三郎さん。ライブを「活動の集大成」と位置付け、幅広い客層を楽しませることを目標にする。ニューアルバムの曲を、ミュージカルのように見せる全国ツアー「The Handsome」(ザ・ハンサム)を5月18日に開始。舞台公演では訪れることの少ない地方にも赴く。「連続ドラマやディズニーアニメの声優など自分を知ってもらったきっかけはさまざま。活動で得たものを凝縮し、エンターテインメントとしてライブで届けたい」と話す。【最上聡】
「最もハンサムな結婚詐欺師」の物語、ライブで
2007年に「レ・ミゼラブル」のマリウス役に抜てきされるなど多くのミュージカルに出演。その世界に足を踏み入れたのは1998年、シンガー・ソングライターの小椋佳さんが企画した、子どもたちが演じるオリジナル作品のオーディションだった。以来、オリジナルミュージカルは長年の夢だったと明かす。
公演の基になる、6年ぶりのアルバム「The Handsome」は4月にリリースした。単に全10曲を並べるのではなく、劇作家・演出家の根本宗子さんがプロデュースし、全体として「この世で最もハンサムな結婚詐欺師」の人生をたどる物語になる。
新アルバムのゲストボーカルに幾田りらさん
OKAMOTO’Sら複数のアーティストから楽曲の提供を受け、ゲストボーカルに幾田りらさんを迎えた。オリジナルミュージカルを作るような感覚で、サウンドトラックを作る位置づけで制作は始まったという。「ミュージカル作品は…
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