リーグ史上初の無敗優勝に突き進むレーバークーゼンは敵地でアイントラハト・フランクフルトに5-1で快勝した。

シャビアロンソ監督が累積警告でベンチ入りできなかったが、リーグ戦32戦負けなし、公式戦通算では48戦無敗。UEFA(欧州サッカー連盟)の国際大会が創設されて以来、欧州の公式戦ではベンフィカ(ポルトガル)が63~65年にマークした48戦無敗の記録に並んだ。指揮官は「シーズンを通して我々のレベル、一貫性は素晴らしい。常に前進し、改善を繰り返している」と語った。

試合は前半12分にMFジャカの左足ミドルで先制。同32分に追いつかれたが、前半終了間際に191センチのFWシックが浮き球のクロスをヘディングでたたき込んで勝ち越しに成功した。後半にも2本のPKを含む3ゴールを奪った。

フィンランド代表のGKフラデツキー(34)は292試合目の出場。ブンデスリーガの外国籍GKではスイス代表GKヤン・ゾマーの記録を抜いて最多となった。

アジア選手最多383試合に出場し、今季限りでの現役引退を表明しているEフランクフルトの長谷部誠(40)は8試合ぶりにベンチ外だった。