日本サッカー協会(JFA)は、脳振とうの影響で、U-23(23歳以下)アジアカップ(杯)の開催地、カタールからの出国をチームから送らせていたU-23日本代表MF荒木遼太郎(22=FC東京)が5日深夜の便で、帰国したと発表した。

荒木は3日に行われたウズベキスタンとの決勝で相手GKと交錯し、頭を強打して試合終了間際に退場。カタールの病院で脳振とうと診断された。チームは4日深夜の便で帰国したが、荒木は大事を取ってドーハ市内でチームドクター、マネジャーとともに静養していた。

関係者によると、症状が改善傾向にあったため、安定した状態と判断し、帰国の途に就いた。帰国直後の状態も問題ない様子で帰途に就いたという。