俳優で歌手の中村雅俊(73)が5日、フジテレビ系「ボクらの時代」(日曜午前9時)に出演。妻で女優五十嵐淳子(71)との出会いについて語った。

女優でタレント榊原郁恵(64)とタレント小川菜摘(61)との対談。榊原から「雅俊はいくつで結婚ですか」と問われて「オレ26歳かな」と答えると、榊原は「ウチも渡辺が26歳でした」と驚き「あっ私も一緒、ウチの(浜田雅功)は1学年下だから25歳ですね」と話した。中村も「みんな(結婚が)早いよ」と話し3人とも顔を見合わせた。

中村は「オレ、デビュー23歳だよ。大学(慶大経済学部)卒業して、デビュー2年目で妻と出会って結婚だもんね」と話した。榊原が「奥さまとも共演がきっかけですもんね」と尋ねると中村は「そうです」と答え、榊原に「めちゃくちゃ、かわいかったですか?」たたみかけられて、中村は「そう…ね」とニヤニヤ顔で答えた。

中村は当時を振り返り「松田優作さんと刑事ものをやっていたんスよ」と語った。75年、日本テレビの刑事ドラマ「俺たちの勲章」(全19話)で松田と文学座の先輩後輩でのダブル主演し、14話で五十嵐と共演。これが中村にとっても初対面だった。

ゲストの出演者は必ず主役の2人に楽屋あいさつに来るのが恒例だった。当時の自分について「24~25歳だったからけっこう突っ張ってて『よろしくお願いしまーす』ってくると『ウイース』ぐらいの感じだった。そういう返答しかしなかったのよね。それで妻が来て『○○役やります五十嵐淳子です』とあいさつして、やぱり『うーす』みたいに返して、妻がいなくなったら『え~かわいー』って、松田さんも『かわいーなぁ』って…それが縁です」と五十嵐にひと目ぼれした経緯をメロメロになって話していた。