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思わず頰を緩ませた。ドジャースの大谷は2―0の三回、右翼へ8号ソロをたたき込む。沖縄生まれのロバーツ監督と7本で並んでいた、日本生まれの選手による通算本塁打の「球団記録」を更新。ベンチでは満面の笑みで監督と両手でハイタッチし「すっきりした。もっともっと伸ばせるように頑張りたい」とにこやかに口にした。
リーグトップに1本差に迫る本塁打は、内角高めの直球を強振。「ちょっと詰まった。入らないかなというのが第一印象」と言ったが、飛距離119メートルで文句なしの柵越えだった。これで勢いに乗り、四回1死一、二塁では左前に運んで追加点をもたらし、七回も中前打。今季5度目の3安打で、チームの3連勝を呼び込んだ。
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