ガンバ大阪MF鈴木徳真(27)が、古巣セレッソ大阪と対戦する大阪ダービー(パナスタ)を前に、内に秘める闘志を感じさせた。

22年から2シーズンを過ごしたC大阪から、今季G大阪へ加入。今季ここまでルヴァン杯も含めた公式戦全12試合に出場し、ゲームコントロールを任されるなど新天地で中心的な役割を担っている。

G大阪加入時から「ダービーではブーイングもされると思う」と口にしてきただけに、すでに気持ちの準備は整っている。「覚悟はもう決まっているので、今からするようなことではない」。落ち着いた様子で力強く話した鈴木は「成長した姿、自分の持っているものを全てぶつけたいなって思いはある。感謝をそうやって伝えられたらいい」と続けた。

他の選手以上に特別な雰囲気を味わいながら戦うことも予想されるが、鈴木は「自分のしっかりした準備をしてるので、ブーイングが来ても全然そこに動じることはないと思う」。強い気持ちは持ちながらも、あくまで冷静に、いつも通りのプレーで勝利を引き寄せる考えでピッチに立つ。【永田淳】

【関連記事】G大阪ニュース一覧