中日は5日、育成契約の板山祐太郎外野手(30)を支配下選手登録したことを発表し、即出場選手登録した。

同外野手は昨オフ8年間在籍した阪神を戦力外となり、中日に育成選手として移籍。入団に際して10月に右肘クリーニング手術を受け、ウエスタン・リーグでは22試合に出場し、打率2割8分6厘、1本塁打、6打点の成績を残した。ファームでは本職の右翼、左翼だけでなく、一塁、二塁、三塁でもスタメン出場。内外野を守るユーティリティーとしてアピールする。この日、神宮球場で支配下昇格に伴う会見を行った板山は「いろんなポジションを守れるのが自分の特徴。内野も外野に負けないぐらいできると思っている。堅実に投手が打ち取った球をしっかりアウトにできるようにやっていきたい」と抱負を語った。背番号は阪神時代と同様の「63」に決まった。

板山は亜大から16年ドラフト6位で阪神に入団。昨季まで1軍で137試合に出場し打率2割5厘、1本塁打の成績を残していた。

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