ヤクルト村上宗隆内野手(24)が、レジェンドを視界に捉えた。

2点リードの6回2死二塁。フルカウントからの6球目。中日フェリスの速球を右中間へ。「しっかり集中して打席に立っていますし、よく出来ていると思います」。3戦連発の8号2ランはリーグ単独トップ。通算200号に王手とした。24歳3カ月での大台到達となれば、92年清原和博(西武)の24歳10カ月を抜き、プロ野球史上最年少記録だが「あまり何とも思ってないです。別に何とも思わないです」と意に介さなかった。

勝利を決める1発を求めている。試合は今季最長の5時間4分も、引き分けに終わった。それでも、多くのファンが声援を送り続けてくれた。「ありがたいですね。勝ち試合を見せたかったですけど、でも、負けていないので、また明日から勝てるように頑張りたいなと思います」。村神様が200発を勝利とともに届ける。

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