- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
ゴールデンウイークを迎え、山形県鮭川村の「トトロの木」として親しまれている「小杉の大杉」には多くの観光客が訪れている。
同村小杉地区にあることから「小杉の大杉」呼ばれる樹齢1000年を超えるという夫婦杉。根回り6.3メートル、高さ約20メートルで縁結び、子宝の木として地元で親しまれてきた。
映画「となりのトトロ」公開後、登場するキャラクターに似ていると口コミで広がっていった。30年以上前、JRのポスターやテレビ番組でも紹介され、全国的に知られるきっかけとなった。
同村によると、コロナ収束後、県内外だけでなく外国から訪れる観光客も増加しているという。昨年5月3~7日だけでも800人以上が訪れた。周辺では臨時駐車場を設けるなど受け入れ態勢も整えている。
同地区に暮らす安彦晃さん(69)は有志とキッチンカーで飲み物の販売などを始めた。「ただ見て帰るだけでなく、せっかく村に来ていただいたので、人々の交流の場になってほしい」と語った。【竹内幹】