GW「トトロの木」人気 樹齢1000年超の夫婦杉 山形・鮭川

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「小杉の大杉」の前でポーズを取る親子=山形県鮭川村で2024年4月29日、竹内幹撮影
「小杉の大杉」の前でポーズを取る親子=山形県鮭川村で2024年4月29日、竹内幹撮影

 ゴールデンウイークを迎え、山形県鮭川村の「トトロの木」として親しまれている「小杉の大杉」には多くの観光客が訪れている。

 同村小杉地区にあることから「小杉の大杉」呼ばれる樹齢1000年を超えるという夫婦杉。根回り6.3メートル、高さ約20メートルで縁結び、子宝の木として地元で親しまれてきた。

 映画「となりのトトロ」公開後、登場するキャラクターに似ていると口コミで広がっていった。30年以上前、JRのポスターやテレビ番組でも紹介され、全国的に知られるきっかけとなった。

ご神木として親しまれている「小杉の大杉」=山形県鮭川村で2024年4月29日、竹内幹撮影
ご神木として親しまれている「小杉の大杉」=山形県鮭川村で2024年4月29日、竹内幹撮影

 同村によると、コロナ収束後、県内外だけでなく外国から訪れる観光客も増加しているという。昨年5月3~7日だけでも800人以上が訪れた。周辺では臨時駐車場を設けるなど受け入れ態勢も整えている。

 同地区に暮らす安彦晃さん(69)は有志とキッチンカーで飲み物の販売などを始めた。「ただ見て帰るだけでなく、せっかく村に来ていただいたので、人々の交流の場になってほしい」と語った。【竹内幹】

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