日仏外相、安保協力深化で一致 対露制裁や中東情勢巡り協議

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
撮影に応じる上川外相(左)とフランスのセジュルネ外相=3日、パリ(外務省提供)
撮影に応じる上川外相(左)とフランスのセジュルネ外相=3日、パリ(外務省提供)

 上川陽子外相は3日(日本時間4日)、訪問先のフランス・パリでセジュルネ外相と会談した。岸田文雄首相とマクロン大統領が発表した自衛隊とフランス軍の相互往来と共同訓練実施をスムーズにする「円滑化協定(RAA)」締結に向けた交渉開始を歓迎。両外相は安全保障分野の協力関係深化で一致した。

 会談では、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援と対ロ制裁の継続を確認。核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応や中国を含むインド太平洋情勢に加え、中東情勢を巡っても協議した。

 「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国についても意見交換。国際社会が抱える課題に連携して対処する方針を申し合わせた。(共同)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月