【ドーハ4日=佐藤成】アジア王者に輝いたU-23日本代表チームが解散し、帰国の途についた。3日にパリオリンピック(五輪)アジア最終予選兼アジアカップ(杯)カタール大会決勝でウズベキスタンを1-0で下してから約9時間後に、脳振とうの影響で帰国便を遅らせたMF荒木遼太郎(22=FC東京)以外の選手22人とスタッフがハマド国際空港に姿を現した。

海外組と国内組は別の便で帰るため、選手、スタッフはハグや握手で最後の別れを惜しんだ。

チームは4月上旬のドーハ入りから約1カ月間に渡って活動した。海外組は帰国便がバラバラになるため、ホテルで解散となることが一般的だが、一体感が魅力のチームは空港への移動時間も合わせて最後の最後までともに時間を過ごした。