レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が4日にホームで行われるスペインリーグ第34節ラスパルマス戦で、2試合連続で先発出場するとスペイン紙マルカが試合当日に予想した。

久保は3試合ぶりに先発復帰した前節レアル・マドリード戦、序盤からいい動きを見せ、前半33分に右足でゴールネットを揺らしたが、オンフィールドレビュー後、その前のプレーでバレネチェアがファウルを取られて取り消された。チームは前半の失点を返すことができず0-1で敗れ、ここ3試合勝利なしとなった。

マルカ紙はラスパルマス戦に向け、久保が2戦連続でスタメン入りし、4-3-3の右ウイングで出場すると予想。そのスタメンはGK=レミーロ、DF=オドリオソラ、ル・ノルマン、パチェコ、ハビ・ガラン、MF=ブライス・メンデス、トゥリエンテス、ミケル・メリーノ、FW=久保、オヤルサバル、バレネチェアとなっている。

カルロス・フェルナンデス、アイエン・ムニョス、トラオレ、ティアニー、スビメンディがけが、スベルディアが出場停止で招集外となった。

また、マルカ紙はこの試合の注目の対決として久保とラスパルマスのモレイロを挙げ、「攻撃の多くはこの2人から生み出されるだろう。久保がすでに7ゴールを決めている一方、モレイロは2ゴールをマークしている。両者はともに3アシストを記録している」と言及した。

Rソシエダードのリーグ戦成績は勝ち点51で、来季の欧州リーグ出場圏内の6位。対するラスパルマスは勝ち点37で14位。現在6連敗中で、2月10日のバレンシア戦に勝利したのを最後に、ここ9試合勝っていない。(高橋智行通信員)