篠原涼子(50)とバカリズム(48)がダブル主演を務めるフジテレビ系「イップス」(金曜午後9時)の第4話が3日、放送される。今作は“書けなくなった”ミステリー作家と“解けなくなった”エリート刑事の「絶不調バディ」が事件を解決するミステリーコメディー。バカリズムの演者としてのGP連ドラ主演は初。

 

▼第4話あらすじ

モンブランが人気のパティスリー「Ebahi」のオーナー・小泉春樹(宮尾俊太郎)が死体となって発見される。森野徹(バカリズム)の後輩刑事・樋口一之(矢本悠馬)によれば、春樹の死因は頭部を強打したことによる脳挫傷の可能性が高いという。死亡推定時刻は前夜の21時~21時半の間。ちょうどそのころ、近隣で発生した火事が原因で停電が起きていたため、春樹は明かりを探していた際に、床に落ちていたクリームを踏んで滑ったものと推測された。

春樹が最後に一緒にいたのは、彼の恋人でもあるパティシエの金町環奈(香椎由宇)。ドキュメンタリー番組で取り上げられるほどの人気パティシエである環奈は、春樹の尽力で、フランスの三ツ星シェフに自作のケーキを試食してもらう機会を得ていた。これがうまくいけば、フランスの三ツ星店でパティシエになる、という環奈のパティシエとしての夢がかなうのだ。だが年齢的にも人生の分岐点にたち、春樹との結婚を望むようになっていた環奈は、春樹が彼の元恋人で後任パティシエになる江原尚子(遊井亮子)とヨリを戻すために自分を店から追い出そうとしていると疑っていた。

黒羽ミコ(篠原)と森野は、閉店後に春樹と2人で新作メニューの開発をしていたという環奈から話を聞くことに。ミコは環奈と尚子の間に流れる気まずすぎる空気感から、春樹を含めた三者の「ドロドロの三角関係」と「痴情のもつれ」を動機とした環奈による殺人を疑うが…。