3位新潟レディースは、4位日テレ東京Vとの上位対決を1-2で落とし、勝ち点差を2に縮められた。前半終了間際に先制点を与えたが、後半35分にFKからMF山谷瑠香(29)が頭でそらしたボールをDF三浦紗津紀(27)がゴールに流し込み、同点。勢いそのままに逆転を狙ったが、同43分に三浦が与えたPKを決められ、力尽きた。橋川和晃監督(53)は「悔しいですけど、成長した一面を見せてくれて、最後まで勇敢に戦い続けてくれた」と選手をたたえた。

残り3試合で首位三菱重工浦和との勝ち点差は9。今日3日に三菱重工浦和がC大阪ヤンマーに勝利すると、同差が12に広がり、目指した初優勝は消滅する。しかし「トップ3」の可能性はまだ残されている。次戦は中3日で、6日にホームで2位INAC神戸と対戦。3強に食い込むためにも、残り3戦、勝ち続けるしかない。