【ドーハ2日佐藤成】日本が3日(日本時間同深夜)に8年ぶり優勝を懸け、パリオリンピック(五輪)アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップ(杯)カタール大会の決勝ウズベキスタン戦に臨む。

日本を率いる大岩剛監督(51)とMF藤田譲瑠チマ主将(22=シントトロイデン)は同会場で行われた前日の公式会見に出席。主将は準決勝イラク戦前のコートチェンジが意図していなかったことを明かした。

藤田はこれまで、第1戦と準決勝のコイントスの結果、コートチェンジを選択している。午後4時キックオフだった第1戦は、GK小久保玲央ブライアン(23=ベンフィカ)が日差しを気にしていたため、陣地を変えたという。

イラク戦については、「自分はこのままのピッチでと伝えたつもりだったんですけど、主審が勘違いして、勝手に陣地を変えられてしまって自分もちょっとビックリした」と苦笑いで振り返った。

決勝のキックオフは午後6時30分ということで、日差し問題は影響がないと思われる。チームをまとめるキャプテンは「明日はタフなゲームになるだろう。ゴールを決めることは簡単ではないだけどトロフィーを獲得したい」と力強く語った。