山下智久(39)が主演するフジテレビ系「ブルーモーメント」(水曜午後10時)の24日に放送された第1話の見逃し配信が、水10ドラマ枠歴代最高の275万再生を突破したことが分かった。視聴者の関心の指標とも言える、TVerのお気に入り登録数は82万を超えている。(配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値)。山下が民放連ドラで主演を務めるのは5年ぶりでもあり、かつ、実際の自然の中で撮影された迫力ある映像、豪華キャストも相まって、放送当時はSNSも活況だった。

同局の大ヒット作「コードブルー」シリーズの主演を務めた山下と、「ブルー」×救助、そしてヘリというかけ算に、SNSでは「息をするのを忘れるくらい引き込まれた」「諦めない救出劇がすごい」といった投稿も多く、大きな反響が寄せられた。

8日放送の第3話では、強風注意報が出ているエリアに火災が発生。火の勢いが収まらない危険な状況が続く一刻を争う事態に。SDMチームは地元消防隊とも連携を図り…。さらに、SDM医療班候補者として汐見早霧(夏帆)が登場する。

◆第3話あらすじ

SDM気象班統括責任者・晴原柑九朗(山下)は助手の雲田彩(出口夏希)、上野香澄(平岩紙)、そして消防班の園部優吾(水上恒司)と共にSDM医療班候補者のプロフィルを見ていた。SDM医療班候補者たちの研修初日を迎えるが、晴原は候補者に向かい相変わらず罵詈(ばり)雑言の嵐…。候補者の中に、天才脳外科医と言われていたがけがで二度とメスは握れないと言われている汐見早霧(夏帆)がいた。初期治療ならありとあらゆるケースに対応できると豪語する早霧だったが、復帰するための腰かけのスタンスに「迷惑だ」と言葉を返す晴原。

そんな中、強風注意報が出ているエリアに火災が発生する。晴原はSDM出動の指示を出すが、研修初日の出動に医療班統括責任者の志賀浩一郎と共に困惑する医療チーム。現場へ向かうと火の勢いが収まらない危険な状態が続いており、多くの要救助者たちが苦しんでいた。火災を食い止めるため、SDMのメンバーは地元消防隊とも連携を図る。

医療チームでは、志賀が難癖をつけ早霧に治療ではなく雑用を命じる。その中でも鋭い洞察力で要救助者の症状の原因を把握する早霧だったが、彼女には、自身のけがのきっかけとなった忘れられない過去の記憶があり…。