元日本高野連会長、奥島孝康さん死去 85歳 元早稲田大総長

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奥島孝康・日本高野連会長=阪神甲子園球場で2014年3月21日、山崎一輝撮影 拡大
奥島孝康・日本高野連会長=阪神甲子園球場で2014年3月21日、山崎一輝撮影

 日本高校野球連盟の第6代会長で、元早稲田大総長の奥島孝康(おくしま・たかやす)さんが1日、東京都内の病院で亡くなった。85歳。葬儀は近親者のみで営む。

 愛媛県出身。早稲田大第1法学部を卒業後、法学部教授・同学部長などを経て1994~2002年に総長を務めた。

 08年11月、日本高野連の脇村春夫・第5代会長の後任に就いた。野球経験はなかったが、07年から有識者会議のメンバーとして関わっていた特待生問題を巡る議論を進め、「1学年5人以内」などとするルールを制度化した。13年には、日本学生野球協会会長で、後に日本高野連の第7代会長になる八田英二さんとともに、元プロの学生野球資格回復条件の大幅緩和に尽力した。

 現在の全国高校選手権の前身にあたる全国中等学校優勝野球大会が始まって100年の節目だった15年夏の甲子園大会を終え、同年9月に退任した。

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